【動画】コンフォートゾーンについて
自分の足を引っ張る人間、自分が何かに挑戦しようとする時に、その気持ちを挫かせようとする人間は確実にいます。
そういう人たちは決まってこのような言葉を吐きます。
「○○大学受験するの?お前には無理だって~」
「ダイエットするの?あなたが痩せれると思ってるの~?」
と直接本人を諦めさせるような発言をしたり、
「○○さんって裏では悪いことしてるみたいだよ~」
と本人のいないところで、本人のありもしない悪い噂を流します。
こういったタイプの人間は、
自分と同じような立場の人間が何かに挑戦したり、もっと高いところへ行くことが我慢ならないので、自分のいるランクにその人を引きずり落そうとします。
その自分がいるのに心地の良い、いわゆる「ぬるま湯」の状態の場所を「コンフォートゾーン」と言います。
人間はこの心地よい部分にいるという習性が特に強いので、周りにいる人間でコンフォートゾーンから出ようとしている人がいれば、引き戻そうとします。
もちろんすべての人がそうではありませんが、「出る杭は打たれる」的要素の強い日本では、周りからの傾向が特に強いのではないかと感じられます。
人を引きずり落そうする人の心理は?
足を引っ張ると言われる人間とは、実際に言葉や行動で相手を引きずり降ろそうとする人間です。
しかしそれ以外にも、自分の心の中で相手を引き下げようとする人間もいます。
もしかしたら大多数はこちらに属するかもしれません。
それはどういったことが該当するかというと、例えばお金をかなり稼いでる人、若くして成功しているような人に対して、
「どうせ悪いことして稼いでるんだろ」
「失敗して廃業してしまえ」
「たまたま運が良かっただけのやつが・・・」
と思ったり、相手を失敗を願うなどして、心の中で相手のレベルを自分自身のレベルまで下げようとします。
そうすることで、今の自分の不遇さに対して精神的に安定化を保とうとします。
いうなれば嫉妬という感情です。
もちろん本当に悪いことして稼いでいる人がいたり、親の七光りで能力もない癖に大金を持っている人もいるかもしれませんが、大体において成功者は努力の結果であることがほとんどです。
親の七光りで事業を継いだのだとしても、結局能力が無ければ、苦労をするか廃業するかその地位から引きずり降ろされます。
どうしてもそのように相手を妬んでしまうような感情を抱いてしまうことはあるかもしれませんが、そのままではいつまでたっても成功者と言われる人に近づくことはできません。
成功者はどんな思考を持っているのか?
それでは成功者と言われる人はどのような思考・マインドを持っているのでしょうか?
簡単に言えば、足を引っ張ろうとする人の思考パターンが「嫉妬」だとすれば、成功者の思考は「羨望」「憧れ」です。
成功者と言われる人に一種の憧れ、近づきたいという思いから、自分自身をその人に近づけようとします。
そうすれば必然的に、自分のコンフォートゾーンを抜け出して、成功者と呼ばれる人のレベルへと近づいていきます。
相手を引きずり降ろそうとする嫉妬心の強い人間は、自分の低いレベルへ人を引っ張ってくので、自分のレベルが上がることは決してありません。
嫉妬から人を引きずり降ろそうという思考をもっている人間が、決して成功者にはなれないというのにはこのような理由なのです。
自分こそが最大の敵
そして、このコンフォートゾーンは決して他人からだけ影響があるというわけではありません。
それは、同じ人間である自分自身にこそ当てはまると言えます。
人にもよりますが、自分の力でこの心地よい場所である「コンフォートゾーン」を抜けて、より高い存在に向けて進もうとする方が難易度が高いです。
それは、自分自身ではいくらでも甘えることができるからです。
よく「ダイエットしよう!」と決心して、思い切ってビリーズブートキャンプのような厳しい運動がを要するDVDを買ってテレビとにらめっこして頑張ったとしても、
結局数日後に辛くなって、せんべい片手にお笑い番組を見ながら寝そべり、ビリーズブートキャンプのDVDは多数のダイエットDVDと本の墓場へ埋葬されます。
俗にいう「三日坊主」がこれに該当します。
結局は元々の心地の良い生活習慣へと逆戻りしてしまいます。
ここから脱却する方法としては、小さいことでも毎日継続して行って習慣化する必要があります。
もし運動が辛いなら、ビリーズブートキャンプのDVDだけでも再生して、10分だけでも何もせず立ちっ放しで過ごしてみる。
これを毎日続けてみます。
慣れてきたら、その10分のうち1分だけでも身体をDVDの通りに動かしてみる。
とにかく、0にはせず0.01でも実行して習慣化してみる必要があります。
今回はこのように、コンフォートゾーンと思考の関係も合わせてご紹介しましたが、これを読んでくださった方は、成功者の思考を持って頂けると幸いです。