時間術

短時間5分仮眠で効率を上げる方法~覚醒周期の90分がカギ

 

こんな経験はありませんでしたか?

 

学校の授業中に死ぬほど眠くなり、でも寝たら怒られるから、ノートが取れなくなるからと、必死に眠らないように頑張る。

 

結局うつらうつらしながらノートに虫が這ったようなシャーペンの文字だけが残されて、頭やノートに授業のことが何も残っていない・・・。

 

私は数えられないほどあります。

 

ですが逆に、眠すぎて意識を失ったように眠り、逆に5~6分経ったくらいに意識を回復した後はものすごくスッキリして授業が頭に入っていたこと。

 

これは先生にバレない(バレていても放置されいる)ということなので、ごく稀にあります。

 

ここで何が言いたかったかというと、決して眠くなってしまうことは悪いことではないという事です。

 

そして人間の本当に眠たい時の短時間仮眠の大きな効果についてです。

 

 

覚醒には周期がある

 

人間の覚醒度には、約90分の周期があります。

 

そしてその周期の谷間の覚醒状態が落ちている部分に、強烈な眠気に襲われてものすごく眠くなってしまいます。

 

もちろんその時の状態や疲れにもよるので毎回90分おきに必ず強烈な眠気に襲われるというわけではありませんが、特に午後の集中力が低下する時間に起きやすいです。

 

ここで無理をして起きていても、結局集中力が低く仕事がはかどりません。

 

自分も何度も経験がありますが、ここで逆に無理をして起きようとしていても眠たい状態を引きずって頭がスッキリしません。

 

頑張って起き続けようとしても、あまり集中できていないという感じです。

 

この時にとても効果的なのが「5分仮眠」です。

 

早い話「眠たい時は無理せず寝てしまおう」ということです。

 

人間の覚醒は90分周期と紹介しましたが、このものすごく眠たい時がこの波が一番低い所にあります。

 

この強烈な眠気や集中力が低下するのが一番低いということは、その後は覚醒に向けて上がって行くという事なので、ここで仮眠を取って頭をスッキリさせるのは大変効果的です。

 

頭がスッキリして集中力が上がった方が、頭への吸収や仕事への効率が上がります。

 

同じような状況として、車の運転中に耐えがたい眠気に襲われる状態も、この覚醒度が最も低下している時です。

 

そういった時は事故のリスクも高まって命にも係わるので、どこかで停めて5分くらいでも仮眠を取るべきです。

 

 

仮眠の方法は?

覚醒度が低下して強烈な眠気に襲われた時は、仮眠をするべきとは紹介しました。

 

 

しかし、状況によっては仮眠を取ることが難しいという問題点もあります。

 

例えば授業中会社の会議

 

この時にはどんなに眠くても、我慢をせざるを得ないのは仕方無いと思います。

 

あくまで個人的な考えですが、学生時代の授業中とかは授業が嫌だからとずっと授業中寝ている生徒を除いて、頑張ってるけど強烈な眠気と戦っている生徒に関しては寛容であるべきだと思います。

 

例えば、1日5分授業中に仮眠の権利を与える(仮眠中は机に仮眠の札を立てて、それ以降は先生に回収される)ようなことはあって良いのではないかと思います。

 

ずっと眠たいままで授業全体を棒に振るよりは、5分を投資して残りの授業内容を回収した方がよっぽど効率的です。

 

お腹が空いて、ご飯食べて、トイレに行って~といった人間としての当然ある反応ととして認めて、その対処を取ってほしいなとは常々思います。

 

どうしても無理な場合を除き、仮眠を取る方法としては、机にうつぶせて仮眠を取るというのが効果的です。

 

時間的にも5分しかないのと、横になって仮眠を取ってしまったら5分どころか1~2時間寝てしまう可能性が高いです(自分上)。

 

そもそも横になれる環境というのも難しいですが、机にうつぶせることも仕事中は難しいかもしれません。

 

そんなときは、トイレや缶コーヒーを買うといった名目で席を外して、ベンチやイスで座ったままでも何も考えず5分間目を閉じてみる方法もあります。

 

環境によって様々な方法を取らざるを得ないかもしれませんが、どうしても強烈な眠気に襲われた時は無理せず休むということを頭のどこかに留めておいてもらえたらうれしいです。

 

日本には頑張って働くということが美徳という精神が根付いていて、それ自体は全く悪いものではありませんが、ちょっとでも休んでいたりすると怒られたり、サボっていると捉えられる傾向があります。

 

だから無理して頑張ろうとして、結果作業効率を落とし、無駄な時間を生みます。

 

ハッキリとしたデータもありますが、日本の生産性は世界的に見ても低いです。

 

それでも世界に並ぶかそれ以上のものを生み出しているのは、その分残業等でカバーしているからです。

 

これではどこかで人が壊れますし、現在進行形で壊れて行っていますし、僕は壊れました。

 

まだまだ現在に日本では、仮眠の効果や企業とかの適応はまだされていないところがほとんどですが、身体のためや自分の時間を作るためにも、知識のどこかに留めて頂けたら幸いです。

 

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