時間術

デスクワーク仕事の集中力を壊す2つの大敵とは?

 

会社だけでなく多くのところで、自分の机とパソコン1台のセットで仕事をされているスタイルが主流となっています。

 

現場で実際に働く人を除いて、現代はパソコンが無いと仕事にならない状態です。

 

現場に出る人が大半の所でも、パソコン作業を行う人がいます。

 

そして、時間に追われながら莫大な作業をしなければなりません。

 

ここで効率よく作業をするか否かで、定時に帰れるか2~3、もしくはそれ以上の時間の残業に突入する可能性があります。

 

そして効率よく早く仕事を行う上で大切なことはいかに集中して、無駄な時間を無くすかにかかっています

 

もちろん人や仕事の内容、経験値によって処理能力のスピードは変わってきますが、大変の人が心がける必要のある、集中力を削ぐ2つの大敵について紹介したいと思います。

 

 

1:机の上が汚い

「整理整頓を出来る人は仕事が出来る、汚い人は仕事が出来ない」といったニュアンスのことは、色んなところから聞いたことがある人は多いと思います。

 

 

汚いというのは、今回の事でいうと物が溢れ返っていて、雑多な状態のことです。

 

「じゃあ何で汚いと仕事出来ないの?」

 

と聞かれると、具体的な理由は中々答えにくいものではないかと思います。

 

キレイな机とキタナイ机だったらどちらが仕事がはかどるか?と言われたら、明らかにキレイな机に決まっています。

 

それではキタナイ机の人にはいったい何が起こっているのでしょうか?

 

まず一つ目に、ある面白い研究によると、ビジネスマンが1年間で探し物に費やす時間は約150時間を費やすそうです。

 

年間平均勤務日数のである260日で割ってみると、1日約35分は探し物に時間を費やしているという計算になります。

 

こうしてみると確かに現実的な数字に見えます。

 

キレイな机の人はもちろんこの探す時間が短くて効率的に仕事をしていると思いますし、机のキタナイ人は150時間どころでない時間を使っているのかもしれません。

 

年間150時間を失っているということだけでも驚きの結果ですが、それ以上に深刻な問題があります。

 

それは、「あの書類どこへやったけ??」と探し物のことについて考えてしまうことで、それまで続いていた集中力が切れてしまうことです

 

そして人間は、その集中力を取り戻すのに約15分もの時間がかかってしまうと言われています。

 

今まで乗りに乗って作業をしていたにも関わらず、その探し物のために時間が取られるだけでなく、再度乗りに乗る集中時間まで15分の時間を無駄にしまいます。

 

これを何度も繰り返すことを考えると、自分で自分の首を絞めてしまう結果になってしまいます。

 

もし机がキタナイ、もしくはどこに何があるかすぐにわからないということがあれば、忙しい中でもどこかで少しでも整理整頓時間を作って、今後探し物で失ってしまうであろう大きな時間を回収するための時間の投資とするべきかもしれません。

 

 

2:パソコン内・デスクトップが汚い

これは、1の「机の上が汚い」と基本的に同じ考えです。

 

やることが多すぎたり、少し面倒になるとどうしても作ったファイル、フォルダ等をそのままデスクトップに保存したりしがちです。

 

また、専用フォルダに保存しても、その中の区別分けフォルダへ移動できてないということもあります。

 

というかこれは僕のことでした。

 

昔働いていた時なんか特に、色んなことがありすぎて結果後回しにして、デスクトップがファイルで埋め尽くされようとしていたこともありました。

 

ですがどうにか、「すぐ使う必要なファイルは右上!」と決めて、その時はそれなりになんとなくドラッグして配置を変えていました。

 

ですが次の日、もしくは気づかないうちに、デスクトップのファイルの位置が変わり、配置はメチャクチャに。

 

意味も分からずリアルにファイルを探すのに1分以上かかってしまっていました。

 

これはデスクトップ上で「右クリック」→「表示」→「アイコンの自動整列」というところをOFFかチェックを外すと大丈夫になったりすることがあるので、もしお困りで試したことない方がいらっしゃたら一度確認してみても良いかもしれませんw。

 

話しは戻って、自分はそのデスクトップのファイルを探して整理するのにかなりの時間を要してしまいました。

 

さらに、集中するべきところがデスクトップの整理という、本来の仕事とは別のことに向けざるを得ない状態に。

 

今思うと本当に大きなタイムロスです。

 

そのため、デスクトップは常に整理された状態にするように心がけています。

 

それではどのくらいの時間でファイルを見つけることが出来たら良いか?

 

その目安はとしては、10秒以内に見つけるのが望ましいそうです。

 

これが30秒以上かかってしまうと、集中力が阻害されてリセットされてしまいます。

 

そのため、ファイルを保存する時は多少面倒で時間がかかっても、ファイル名を「あああ」のように適当にせず、キチンと名前を入れて適切なフォルダへ保存します。

 

ここを適当にするか否かで、今後ファイルを探すという時間を短縮して、集中力を切らさないという予防が出来ます。

 

 

最後に

今回は、意識を普段向けないわずかなことであるようで、実際には自身に大きな損害を被っているということについて触れました。

 

 

机やデスクトップ内が雑多な状態になっている人の中には、仕事を押し付けられまくって、中々整理する時間すらないのも現状ではないかとも思います。

 

自分(私)もそうだったからと、言い訳っぽい感じにもなってしまって自身で情けない限りでもありますが、大きな時間を失わないための、整理整頓の時間に少しでも時間を作ってもらえたら幸いに思います。

 

自分自身を守るためにも、整理整頓(ここにコレがある)というのがわかる状態をキープを、つづけ自分も改めて心がけ続けたいです。

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