今回はエックスサーバーで無料でWebセキュリティを強化させるサイトのSSL(Secure Sockets Layer)化についてお伝えしたいと思います。
どのようなものかというと、サイト丈夫にあるURLにGoogleのchromeだと緑色の鍵付きマークと「保護された通信」と表示されます。
また、URLが「http://~~~」から「https://~~~」へ変更します。
GoogleやYouTube、Facebookのようなビッグすぎるところは、もちろんのこと軒並みSSL化されています。
このSSLとは何かというと「インターネット上の通信を暗号化させる」というものです。
例えば、【お問い合わせ】でメールアドレスやを入力してくださったり、ネット通販などでクレジットカードの暗証番号や住所などの個人情報を入力する時に、この通信が暗号化されていないと、第3者の悪意ある人にその情報を見られてしまう可能性があります。
出所のよくわからない無料のWi-Fiのようなところに繋いでしまうと、そのような危険が高まったりします。
そうならないためにも、SSL化することによってその個人情報をセキュリティを大幅に高めることができます。
サイト運営者にとっても、暗号化されるという点でセキュリティ面にメリットはもちろんありますが、どちらかといえばサイトへ訪れてくれる方へのセキュリティを守り、「サイトが保護されてます」という安全・安心を示す上で大変効果があります。
【動画】独自SSL導入方法
動画内で説明している「.htaccess編集」で追加する記述は以下のものです。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]引用 https://www.xserver.ne.jp/(エックスサーバーHPより)
コピーして、もともとある記述の上部に貼り付けてください。
本エックスサーバーのホームページに記述してあるURLページについては以下の通りです。
→https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_fullssl.php
SSL化するメリット
●サイトの信頼性・安全性をアピールすることができる
上記でもお伝えした通り、訪問者へサイトの信頼と安心感を持ってもらうことができます。GoogleのchromeでSSL化したと、緑の鍵付きマークが表示されるのは強いです。
他のブラウザでも、種類や鍵付きマークが違ったりしても、そこを選択すると「サーバーへの接続は暗号化されています」という表示が出ます。
●セキュリティの強化
なりすましの防止や、盗聴、出所のわからないフリーWi-Fiからの安全性を確保します。
●SEOへ効果がある
Googleからも、SSL化したサイトやブログを推奨しているとの公表がされましたが、目立つほどは効果は見込まれないかもしれません。しかし、できるならやっておいて損は無いでしょう。
●対応のブラウザで表示が早くなる
chromeやFirefox、Safariのような主要なブラウザの最新のバージョンに対応済み。
SSL化するデメリット
●ソーシャル系カウントボタンがリセットされる
途中からSSL化すると、今まで集まっていたソーシャル系のボタンカウント、例えばFacebookの「いいね」などがリセットされます。
特に多くの記事を更新した上でこれは結構痛いものがあるので、SSL化を導入する時にはドメインを取得して立ち上げた時か、まだ傷の浅い初期の頃が良いです。
●httpsに非対応な広告・ツールが非表示になる
AmazonのアフィリエイトやA8などのhttpsが非対応なものが非表示になってしまいます。
もし上記のようなアフィリエイト中心のものを行うのであれば、無理にSSL化をしない方が良いあkもしれません。
●SSL化してないファイルの読み込み時、警告が出てしまうブラウザがある
●Google Search Consoleへ再登録が必要
今まで記事ごとに登録していたGoogle Search Consoleへは、別のサイトとしてまた登録が必要となります。
こういったことから、SSL化するのであれば一番最初に行っておく方が今後の手間がありません。
まとめ
サイトのSSL化は、今後も多くのブログやサイトが増えていく中でより一層推奨され、増えていくものですが、現状アフィリエイト系のブログやサイトで設定するのは難しいところがあるかもしれません。
ですが、ネット販売や保護的な観点が重要となる企業のサイトの場合は、ぜひとも知っておきたい内容になります。
暗号化されているサイトと、されていないサイトでは明らかに前者が推奨されますし、この方法は武器にしてもらえたらと思います。