「マーケティング」という言葉は、テレビや様々な雑誌、今まで生きてきた生活を通してどこかで聞いたことはあると思います。
自分や小中高の教育課程や大学を通して、商学部系にいたわけではありませんが「マーケティング」という言葉自体はを聞いたことはあります。
マーケティングという言葉は、書店の経済コーナーへ行けば必ずといって良いほど目にするにもかかわらず、その定義は?と問われると何であるか答えることはとても難しくて、捉えづらいです。
Facebookマーケティング
動画マーケティング
飲み会マーケティング
等など・・・
言語と組み合わせてマーケティングと使われたり、
「魅力ある商品の販売方法のプロセスである」
「経営の効率化を最大限に高めるもの」
等といったような言葉まで、人によって様々な形で定義として説明されています。
もちろん、「動画マーケティング」「飲み会マーケティング」といったものは「セールスプロセス」や「手段」であって、マーケティングの定義とは言えませんが、色んな言葉や表現で使われています。
なぜこんなにも人によって定義が違うのだろうか?
その理由はマーケティングの色々な定義が時代によってマーケティングが変化したり、説明する人によって様々だからです。
つまるところ、「定義はない」のです。
「定義はない」のではなく、「定義を断定できない」と言った方が正しいかもしれません。
マーケティングの定義として「大筋の部分」は存在していて、時代や状況・人によってクローズアップされ、際立ってくる部分が変わっているという感じです。
マーケティングの定義の大筋とは?
上の図はイメージですが、大筋としてのマーケティングの定義は、いつの世にも変わらずあります。
一番大きいオレンジが全体のマーケティングの大筋としての広義の部分で、時代や人によって「部分A」がマーケティングであると言われたり、「部分C」がマーケティングの定義であると言われたりします。
それでは「マーケティングの大筋」って何か?ということになりますが、有名な経営学者である「ピーター・F・ドラッカー」が自身の著書である「マネジメント」に次の言葉を残しています。
「顧客というモノをよく知って理解し、製品が顧客にピッタリと合って、ひとりでに売れてしまうようにすること。」
つまりは、「商品を買うであろう見込み客を選んで集客して、相手に魅力や価値を伝えて商品を買いたい気持ちにさせ、自動的に買ってもらえるようにすること」。
すなわち、「こちらからセールスしなくても、勝手にお客様に商品が売れるようにすること、その方法、道筋、プロセス」
という意味になります。
マーケティングの定義に大筋があるとするならば、それは結局のところ
●お客様の集客や選定
↓
●価値の提供(教育)
↓
●販売
の流れのことになります。
その中から、集客に関してのマーケティングが中心となって手法や考えが生まれたり、販売についての手法や考えが取り上げられたりしていると見えます。
何かと捉えずらいマーケティングの意味と定義ですが、
ひとまずマーケティングとは「お客様に商品を買ってもらうための魅力と価値提供・問題解決教育プロセスのこと」
というイメージで思って頂けたら幸いに思います。
ですが、この「商品の魅力を伝えること」、「買いたいと思ってもらえること」、「問題を解決すること」はかなり今後マーケティングの話題が上がる上でとても重要な内容となります。
その点については、別途上げさせて頂けたらと思います。
かなり掴みどころの難しい内容ではありましたが、最後まで見て頂きありがとうございました。