DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)は、コピーライティングやマーケティングをスキルとして学んでいく上で必須の手法です。
そしてこのDRMによって、個人が爆発的な収益を上げることが出来る手法でもあります。
今回そのDRMについての概要とメリットについて解説したいと思います。
【動画】DRM概要
DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)とは
まず、ダイレクト(Direct)は日本語で【直接】、レスポンス(Response)は【反応】という意味があります。
すなわち「(お客様との)直接反応型のマーケティング」のことになります。
具体的には、自社(自分)の商品に反応してくれた見込み客に絞って直接マーケティングを行っていく手法です。
これとは違い、テレビCMといった興味を持っているか無いかにかかわらず不特定多数に商品販売をかけていくような手法はマスマーケティングといいます。
街中の商店街で携帯会社の新作携帯の案内広告ティッシュ片手に誰これ構わず配って売り込んでいくのがマスマーケティングで、
街中の商店街にある携帯会社の店舗へ、新作携帯へ興味を持って入店したお客様に対して売り込みをかけていくのがDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)というイメージです。
DRMのメリット
費用対効果が良い
DRMは少ない予算で効果的な利益をあげることが出来ます。
コカ・コーラや大手携帯会社のような大企業は、テレビCMなどに数千万かけたりと潤沢な資金ありますが、
中小企業、とくに小規模企業や個人で販売しているところにとってはそのような費用はありません。
そのため不特定多数に多額の広告費をかけることは難しいですが、一部の地域に対してポストインや郵送を行って反応があった人へダイレクトメールを送ったり、Facebook広告などへ費用をかけることができます。
そして、そこからさらに反応があった人に対してアプローチと販売行えるので、効率良く売り上げを伸ばすことができます。
中小企業や個人にとってかなり効果的なマーケティング手法ではありますが、もちろん大手企業が使えないというわけではありません。
大企業の「やずや」さんや、ショップジャパンといった通販番組も同じくDRMを大々的に使っていますし、その資金力からも出来ることも大きいです。
反応を測定できて、改善できる
DRMのメリットとして何より大きいものが、お客様から直接反応をもらうことができるので、使った広告の効果等を測定できることにあります。
つまりは、費用対効果を明確に測定できます。
例えば、美容院へ来て下さったお客様に郵送でチラシやクーポンを送ったとします。
それなりに郵送したお客様はクーポンを持って来てくれましたが、人数は少なく、郵送費やクーポン割引でのマイナスの額を総合すると利益はプラスマイナス0円くらいでした。
ということで、郵送ではなく、登録してくれたお客様のメールアドレスに対して同じようにダイレクトメールを同じ内容のクーポンを送信しました。
結果、来てくれたお客様の人数はそれほど変わりませんでしたが、1人あたり100円以上かかっていた郵送費はほとんどかからないメール送信代に置き換えられ、大きな効果を上げることが出来ました。
以上のように、チラシ郵送でどれくらいのお客さまが美容院へ来て下さったかはクーポンの数で反応を集計できます。
そして郵送していたところをメール送信に置き換えることで、広告を改善して効果を大幅にアップすることが出来ました。
また、インターネットを使うと、全自動でメールの開封率や、メール内のリンクのクリック数等も測定できるようになったので、DRMはインターネットとの併用で安価かつかなり効果的なものとなっています。
最後に
ダイレクトレスポンスマーケティングは、0からコンサルティングを始めたり、自分で情報発信や販売を行っていく上で大きな効果を上げるだけでなく武器となります。
個人レベルで爆発的な売り上げを上げる上でも必須な能力となるので、ぜひとも関連し知識とともにスキルアップしていきましょう。